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不登校支援でのエピソード

不登校支援でのエピソード

ある小学生が行き渋りから、完全に不登校になってしまいました。コロナ前は母と買い物に出かけたりも出来た子が、コロナの感染が増え、テレビではコロナの怖いニュースばかり。。その子は怖くなり外出もしなくなってしまいました。部屋に籠りゲームをする日々。

お母さんも仕事が忙しい中、不登校の子に対してどうしたら学校に行ってくれるか、色々考え思考錯誤し、でも行かない。
どうしたらいいのか分からなくなり、お母さん自身が疲弊し、子どもと向き合えなくなる。

子どもと会わずに、声も掛けず仕事に行く日々。でも何処かに話を聞いて欲しいと学校からの繋がりで、お母さんと面談をしました。それが一年前のこと。

お母さんから今までの話をずっと聞き、お母さん自身の話も聞き、疲れてしまっているお母さんにどんなことなら出来るかを一緒に考え、とにかく気に掛けていきましょう。

「おはよう」から、仕事行く時は「行ってくるね」帰ったら「ただいま」お昼を用意したらメモでもいいので「温めて食べてね。夕飯はカレーだよ」とか少しずつ声を掛け、後は普通にして行きましょうと決めました。

3ヶ月目くらいから、話もせずリビングに降りてゲームをする。それが暫く続きました。

お母さんの仕事が減り家にいる事も多くなり、会話もちょっと増え、面談で考えを整理していく中で、あることがきっかけに、この子は、人の気持ちが分かってしまう、とっても敏感に感じとってしまう。それを気付いた時に、この子辛かっただろうなと。何で分かってあげられなかったんだろう。と思ったそうです。

それからお母さんは、会話は少ないけど、一緒にいる時間を増やし、気に掛けることは続けて一年。

月に一度の訪問。最近は本人がいるので話せなかったのですが、今回は本人が寝ていて、母と久しぶりに話し、どうですか?の問いかけに、「最近笑うんです」と目を潤ませながら話してくれ、そしてたまたまその子の布団をたたんで置いておいた時に、布団のとこにメモがあり、ありがとうと書いてあったそうです。これには号泣  本当に嬉しかったと

もうその辺りから、学校なんてどうでも良くなっていたそうです☺️

なぜ、ありがとうって言えるようになったかと聞くと、お母さんが毎日30回以上ありがとう❤️と言っていたと。そしたら自分も気持ち穏やかになっていったそうです。

そして今回のメモにありがとう  自分が変わって行くと相手も変わって来るんだと感じたそうです。
素敵なエピソードでした☺️

不登校のお子さんがいる家庭は、家族が特にお母さんが疲弊しています。
ゆっくり話を聞き、一緒に考える。どんな事なら出来る?

子どもは、不登校に何てなりたくなかった。学校に行けない罪悪感で辛くなる。家族からもプレッシャーを掛けられ、部屋に籠る。

自分は家族にとっていらない人間。と思っている中で、親が気に掛けて、あなたが大事、あなたを思っているよ。その気持ちがジワジワ伝わって行き、変化が出て来るんだと思いました。

長く掛かるかもしれない。でもお母さんは1人で抱え込まず、一緒考えて行きたいなーと思います。この家庭もまだまだ続きます。でも一緒に話をし、考えて行きたいと思います。

長くなってしまい、すみません☺️💦

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